Photoshopで油絵タッチのデジタル画を描く方法|作家「塩歩」さんのやり方 | DEKITA【できた】  

Photoshopで油絵タッチのデジタル画を描く方法|作家「塩歩」さんのやり方

最近は、スマホやパソコンなど、デジタル機器が普及したおかげで、誰でも手軽に「デジタル画」が描ける時代になりましたね。

独学でデジタル画を描いていると、「他の人はどんな方法で絵を描いているのだろう?」と気になったことはありませんか?

そこで、今回はTwitterやpixivで活躍されている作家「塩歩さん(@possamtenani)」のデジタル画で描く方法を教えていただきました。

このデジタル画の記事でも作家「塩歩」さんが登場するよ。作品も見れるよ♪

今回は「フォトショップ」というツールを使っていますが、デジタル画ソフト「クリスタ」やスマホのお絵かきアプリ「アイビスペイント」などでも応用ができる「レイヤー」の使い分けが学べますよ♪

今回描いてもらった作品

塩歩さんは、美大(油絵科)卒の方です。デジタル画で、油絵タッチの美しい女性の絵を描くのが得意な作家さんなんですよ♪

今回使用したもの

【Photoshop(フォトショップ)】

画像補正や加工、webデザインをするときに役立つ画像編集ツールです。
「Photoshop」(フォトショップ)は、通称フォトショと言います。

フォトショップは、仕事でデザインをするプロ向けのソフトです。値段が高いのが、デメリットです。以前は、7万円くらいで買い切りができましたが、今は、年払いか月払いになってしまいました。

もし、趣味で絵を描きたい方は、デジタル画に特化したソフト「 CLIP STUDIO (クリップスタジオ)」がオススメです。フォトショップと同じ「レイヤー」という機能もあり、お値段も5000円で買い切りができますよ♪

1番売れてるグラフィックスソフト【CLIP STUDIO PAINT】

【Wacom(ワコム)の 板タブ】

Wacomのインティオスプロの板タブ(旧型)を、使って描いています。

作家「塩歩」さんの作業環境

ノートPCだと画面が小さいので、テレビに繋いでモニターとして使っています。 ペンタブは無線で、 ノートPCとテレビはHDMIケーブルで繋いでます。

塩歩さん、デジタル機器を使いこなしていらっしゃいますね!ノートPCとテレビが繋げること、私、知らなかった。

油絵タッチのデジタル画を描く方法

①参考にする写真を探す

写真を模写した作品をSNSなどで発表する場合は注意が必要です。著作権・肖像権を侵害しないように、以下のようなフリーの写真素材サイトから、写真を選ぶことをオススメします。

オススメのフリー写真素材サイト

O-DAN(オーダン)
photo-AC

②レイヤーを分ける

レイヤーは、 手前に来るものを、上側にしています。大抵は、上になるレイヤーは髪の毛ですが、今回は腕と手が上側になっています。

ショートカットキーは、よく使うものは暗記してます。 パソコンで描いている人は、ショートカットキーを暗記して使うと、時間短縮になると思います。ショートカットキーは、カスタムもできますよ。 フォトショップなら「B」が「ブラシor鉛筆」です。 「クリスタ」や「メディバン」にもありますよ。

レイヤー1つ1つに「指の塗り」「髪の毛の塗りその1」「まつ毛」などなど、丁寧に名前を入れているところに、作家 塩歩さんの丁寧さを感じますね!

一番下のレイヤーは、「元写真」「背景」になっています。

そもそも「レイヤー」とは?

「レイヤー」とは、透明なフィルムのようなものが何枚も重なっていると考えると分かりやすいです。
フォトショップやクリップスタジオなど、最近のほとんどのデジタル画ツールで使われている考え方です。

「レイヤー」は、アニメのセル画をイメージしても分かりやすいかも♪

③下描きをする

アタリをとります。基本的には見ながら描きますが、大きくずれていないか、元写真と重ねて確認もします。

「アタリをとる」とは?

「アタリをとる」とは、絵の下描き作業のことです。おおまかな絵のバランスや位置を決めて、線で描きます。

絵のベースでもある「アタリをとる」作業は、丁寧に行ってくださいね。絵自体が狂ったり、バランスが悪い状態だと、後で丁寧に色を塗っても微妙な作品になってしまうので。

④色を塗る

塗りに入ります。大体1つのレイヤーで陰影と色のあたりをとっています。

⑤細部を描きこむ

細部の描きこみをしている所です。

「④色を塗る」をしたレイヤーより、上側にあるレイヤーを使って細部を描きこみます。

そのまま、ずっと同じレイヤーで絵を描いていると、消すときに全部が消えてしまいます。

レイヤーを細かく分けることは大切ですね!

⑥アレンジをする

自分の好みに、デフォルメをします。

肌の艶感も好きなので、少し大袈裟にツヤっとテカっとさせています♪目は光入れたり、まつ毛を増やしたりと、かなりデフォルメをしています。

全く写真と同じに描く「模写」を目指して描くのもいいですが、絵全体のバランスを見ながら自分好みにアレンジするのもいいですよ。

作家の塩歩さんの絵は、光が当たっている部分の肌のテカり具合がキレイですよね♪肌が暗い部分は、茶色系と緑色系の色も使われていて色に深みがあります。

⑦背景の色を塗る

全体的に塗りのバランスが良くなったら、次は背景色を変えます。仕上げ一歩手前の段階です。

背景の色は、基本的には一番下のレイヤーに塗ります。イロイロな色を試して、絵に似合う色を探してみてください♪

⑧仕上げ

細かいアラや、消し忘れなど整えて完成です!
※お絵描きなので描きたい部分しか描いてませんが、完成としちゃってます(^-^;

見つめられてドキッとしちゃいそうな、美しい女性の絵ですね。さすが美大で油絵を学んだ塩歩さん、デジタル画でも油絵タッチに描くのがお上手ですね。 肌の陰影や立体感、色合いがいい感じでステキです!

作家「塩歩」さんとは一体何者?!

美大(油絵)卒です 。 夜の晩酌のために生きてます♪

まだまだ練習中なので、基礎的な描き方の練習をするために人物以外に、たまに静物を描いたりもしています。 これからも苦手部分の克服と、基礎的な描き方を思い出す様に、色んなモチーフを描くことも考えています。

作家「塩歩」さんの作品が見られるSNS

塩歩さんのTwitter: @possamtenani
塩歩さんのpixiv:siopot

作家の塩歩さんは、約10年ほど絵を描かなかったブランク期間があり、今は絵を描く感覚を取り戻すために、デジタル画で絵を描く練習をしているそうです。

大人になってから再び絵を学び直すひたむきな姿は、本当にステキですね。応援したくなる作家さんです。

フォトショップでの描き方も、とても丁寧に教えていただきました。作家の塩歩さん、本当にありがとうございます!

※今回、掲載させていただいている作品の画像は、全て作家さんから許可をいただいています。無断転用禁止です。よろしくお願いいたします。

↓この記事は、子どもの絵を描くのが得意な作家「たもりん」さんの取材記事

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